この1週間は慌ただしかった・・・(汗)
オンライン授業の準備と実践で、相当時間をかけたと思います。
そして、実践してみて感じたことは、takaが記事にしてくれました。
オンラインの子供とその場にいる子供が、思った以上に一体となって授業ができるのに驚きました。
しかし、不便になったことも多くあります。
以下、takaの記事から抜粋。
ひとつ問題があるとすれば、教室で課題に取り組んでいる最中のノート、あるいは宿題をやってきたときのノートを、こちらが見ることができないということです。見せてもらうには、生徒側でノートにカメラを向けてもらわなければならず、それは動作として面倒をかけるし、そこまで強要することもないと思います。授業では、その生徒がどういう間違い方をする傾向があるのか、あるいはわからなかった単語など、こちらとしてはある程度把握しながら問題を振ったり質問したりします。でもそれができないというのは、教師側が授業内での受け答えから生徒の力をより想像し、生徒側がより積極的に質問をしていく必要があるのではないかと感じました。
これは、やっぱりオンラインだけでは限界があるのか、もしくは工夫することで改善することができるのか、しっかり考えていかなければいけないところです。
あと、もう一つ失ったものは、プリントを簡単に配布することができないのです。
もっと具体的に言うと、紙としてのプリントをオンラインの子供たちが手に入れるのに時間がかかるということです。
基本的に、子供たちのデバイスは最小でスマートフォンという設定で行っているのですが、スマートフォンから簡単にプリンタで印刷できる環境を備えている家庭は非常に少ない。
要するに、配られたプリント(画像)にその場で書き込んでいくという作業ができないのです。
おそらく、オンライン用に準備されたソフトなどを使用すればそういうことも解消されるのでしょうが、多分ウチではやらないです。(笑)
プリント(画像)を見てノートに写す、ノートにまとめる、そういった作業をしてほしいからです。
そう考えるとオンラインの方が不便だが良い点もあるということになります。
「君たちはノートを写す、ということなど極めて退屈で無意味な作業だと思うのだろう。だが、皮肉なことに、君たちが侮る作業を機械に頼ることによって、実は君たち自身の質を低下させていることに気づいていない。」
新井紀子 『AIに負けない子供を育てる』 (東洋経済新報社 2019年) pp.185
やっぱり、ノートに写したり、ノートで問題解いたりするのは良いことだと思います。
小学生の授業では、百人一首や論語をやっているようなので、それをノートに書いていくなんていうのはどうなんだろうか?
子供たちは嫌がるだろうなぁ~。(笑)