今回のテーマは
「力を加えると回転する」
そして速く回転するにはどうしたらよいか、考えて工夫してみました。
まず作ったのが紙コップを切り開いて回すコマです。
色を塗ったりシールを貼ったり。切り開いただけでも指で回すことはできるので(写真の右の状態)、1歳児でも遊べます。
次に、どうしたら速く回せるようになるかを考えました。
「回す指に力を入れると、軽く触るより速く回せる!」「確かにそうだね。」
「持ち手を付けたらいいんじゃない?」「なるほど。じゃあやってみよう!」
そこで、底の部分の真ん中にペットボトルのキャップを付けました。
セロテープで付けただけですが、格段に回しやすくなり、しかも予想通り回るスピードも速くなりました。
それと新しい発見が!
「回ると色が変わるよ!」
シールの部分が線を引き、青の中の黄色やオレンジがアクセントになりました!
他のシールもちょっとした飾りになっていてかわいいし面白いですね(^^)
この日はもうひとつ、ビュンビュンゴマを作りました。
牛乳パックを切り取って、穴をあけてタコ糸を通すだけで簡単!
これもマスキングテープやマジックやシールを使って、オリジナリティーをたっぷり出してもらいました。
このビュンビュンゴマは、速さが云々と言うよりも、回せるかどうかということに精いっぱいで、みんながんばって何度も挑戦してくれました。
そのときはコツがつかめず全然回せなかった長女でしたが、数日後に「回せたよ~!」と喜んでくれて、楽しんでもらえました。
ただ、ビュンビュンゴマは回っているときに触ろうとすると危険です。遊ぶときはくれぐれも気を付けましょう!
この原理としては、勢いよく回っているものには、外にはじきとばす力が働くというわけです。この力を遠心力と言います。
遠心力を使った身近なもの、どんなものがあるでしょうか?
洗濯機は脱水するときに回すことで水分を外に出します。
好きではありませんが、遊園地にあるコーヒーカップもそうですね。普段感じえない妙な力がかかるので気持ち悪くなります。
同じ遊園地の例なら、ブランコのほうがずっといいですね。回ることで体が持ち上がる。夏の鈴鹿サーキットでは、回ってる途中にミストがかかって気持ちがよかったです♪
よく聞く話ですが、水を入れたバケツを持って、ぐるぐると回してもこぼれない、というのもこの遠心力のおかげですね(この実験は失敗すると着替えが必要になるので、お家でしてください(^-^;)。
今回の実験は動画も撮りました。また編集したらUPしますね。