中2生は化学の範囲に入っていますが、今は元素記号をがんばって覚えてもらっています。
そもそも元素って何?!原子って何?!分子は?!
…と思った人もいるんじゃないかな?
ズバリ、原子は物質の最小単位。元素は原子の種類。分子は金属でない物質が特性を表す最小単位。
って言っても、イメージがつかないのなら…
原子を使って遊んでしまいましょう!(笑)
先日の授業では、水分子を作ってもらいました(^^♪
結構かわいらしいんですよ。コロコロしてて…。
それで私が一度作ってみたい!とずっと思っていたものを作ってみました!
炭素だけでできているフラーレンというものです。
どうです?とても美しいですよね!できあがったときは感激してしまいました!!(笑)
このフラーレンはダイヤモンドや黒鉛(鉛筆の芯)と同じ炭素からできています。
炭素にそれぞれの高圧・高温の条件を変えるとその物質になるというものです。
つまりこの3つは同じ物質からできている、同素体というものです。
中でもフラーレンは1996年に発見されて、まだ新しい物質。発見者はノーベル化学賞を受賞しました。
物理的に安定性が高く、この構造の中に金属や別の物質を入れて様々な応用が試みられています。
また、この種類でカーボンナノチューブやハイパーダイヤモンドなども作られていて、工学、医療、化粧品など多分野で世界中がこの物質に注目しています。
恥ずかしながら、私はそんな経緯はいざ知らず…ただ「きれいだなぁ」というだけの気持ちで興味がわいただけでした(^-^;
ふと見ると、持っていた資料集の表紙にも!
これまた発見!!
赤ちゃんのにぎりやすい穴あきボールも、よく見るとフラーレンの構造と同じ!
五角形と六角形が混ざっているの、わかりますか?
おまけで…
作り途中のフラーレン、娘が頭にかぶって遊んでました…(笑)
さらには「カメ」まで作り出してしまい…
やっぱり結構かわいいものです。コロコロ、カラフル。立体的なパズルみたいなものですよね。
使っていたのはこれです。
楽しそうでしょう?!(笑)
このフラーレン、玄関にしばらく飾っておくのでよかったら手に取ってみてみてください!
今後も楽しみながら化学に触れていきたいですね♬