国際化の影響で、国全体としての英語力をもっと引き上げるよう政策がとられています。大学受験をするなら当然民間の4技能試験は必須になると思います。かといって、しないから4技能試験など関係ない、受けない、などという時代ではなくなるでしょう。政策なのですから、受験に不利な立場の人には何らかのサポートがなされるでしょうし、学校としては教育の一環で受験させるでしょう。そうしてあげないと、時代錯誤の考えで取り残され、将来困るのは子どもたちです。
まして自動化が進んで仕事の効率が上がり、単純作業は機械が行うようになり、今後はさらにAIが活躍する時代になります。仕事をするにも機械を操作する必要があります。情報化によりパソコンはもちろん、ソフトによっては英語が必要なものも少なくありません。生産ラインや介護の現場には外国人労働者が雇われ、仕事の奪い合いは人間同士でも起こっています。もはや情報機器にも英語にも強くないと、仕事をすることすら難しくなってきています。
ではこれからどうすれば生き残れるのでしょうか。
時代を生き抜く力はやっぱり思考力
AIは記憶に関しては抜群で、人間をはるかに上回ります。
だからここで勝負していてはいけない。
これからの時代に必要なのは、AIより勝る想像力・発想力。それを実現できる思考力・技術力。
AIに支配される側ではなく、AIを操作し、自ら判断し、命令を下せる側へ。
となると、やはりプログラミングの力は必要不可欠で、情報処理力と英語を駆使して思考できる人材を育てていかなければいけません。
遅ればせながらも、来年度から小学校でのプログラミング教育が必修となります。
この政策で、思考力が底上げできることを期待したいですね。
夢を実現させよう
それにしても、ドラえもんの道具がすでに実現化してきました。
うそ発見器や文字よみとり機はまさにそのままですが、糸なし糸電話は携帯電話、そっくり銅像キットは3Dプリンター、近道マップはNAVITIME、など。
ともすると、ロボコップやターミネーターが登場するのも遠くないかもしれません。
良いものだけを実現してもらいたいものです。
不安は私にもあります。
自分がどこまで時代に着いて行けるのか、近づけるか、わかりません。でも近づきたい。そうありたい。
あるいはその側の人間を育て、時代に必要とされる人材となってもらいたい。
未来を切り開いていける人材を。
人間に希望を託したい。