オンライン授業はやり続けますよ!

 

全国にも緊急事態宣言が出され、新型コロナウイルスが収束する様子は見られません。

専門家の方たちによると、自粛は1年もしくは2022年くらいまで続くだろうといわれています。

おそらく、学校自体も断続的に休校、もしくは分散登校などがそれくらいの期間続くだろうと考えておいたほう良さそうです。

そんな中、当塾はオンライン授業を一時的なものと考えずにこれからのスタンダードと捉えています。

なので、オンライン授業はず~っとやり続けますよ!

新型コロナウイルスが収束しても継続します!

オンライン生徒もオフライン生徒も混ざって学習すれば良いと思っています。

オンライン授業の風景3
オンライン授業の風景3

ところで、学校の方も対策に乗り出しているようで、映像授業とeラーニングを使用するようですね。

こうなってくると不思議なことがおきて、学校も塾もやってることが同じになってくる。

そもそも、教育の機会均等化をすすめるのに、以前からICT(映像授業やeラーニングなど)を利用していました。

そして、今回こういった事態になったので一気に利用する学校が増えると予想されます。(全国的に使うんじゃないかな?)

簡単に言ったら、学校が塾化していくと思ってもらえれば良いかと。

そうすると、いままで塾に通っていなかった子供たち(通えなかった子供たち)にも同じサービスを無料で提供できるのです。

塾に行って有名講師の映像授業を見て、少し分からないところは係りの者に質問して解決する、これからは自宅で映像授業を見て、たまに登校して学校の先生に質問して解決する。

小学生はドリルプリントをこなしに教室へ足を運び先生に丸付けしてもらう、これからはeラーニング教材を自宅で使い機械に丸付けしてもらう。

全く一緒ですよね。(笑)

当然、重複しているので最適化されていくでしょう。

知らず知らずのうちに、私たちの教育はものすごく便利になり、受験に関係のない無駄は極限まで削減し、テストに必要なことだけを徹底的に人に学習させていく。

どうなんだろう?

それがすごく効率が良いならそれはそれで良いのかな?なんて思ってしまうのですが、そこまで最適化された教育を施された子供たち自身も簡単に最適化できてしまうんじゃないのか?

そんな風に思えてしまいます。

これからの社会はコンピュータ(AI含む)によってどんどん最適化されていき、今ある職業の多くがなくなり、残った職業の業務内容・業務形態も大きく変化するだろうと言われています。

そもそも現在主流となっている集団授業(一方向かつ大人数)・映像授業(サポート有)はどんどん合理化され、塾というよりも学校のカリキュラムになっていくでしょう。

そんな中、当塾は双方向性を重要視した少人数でのグループ授業を目指しています。

正直に言えば、前者(映像授業・eラーニング)に比べれば効率は良くないでしょうし、運営する側も受ける側も気配りがすごく必要でいわゆる無駄はたくさん発生していると思います。

それでもこのグループ授業を行うのは、教育には最適化できないことが多すぎるからであり、子供たちをある成功法則(型)にあてはめて教育(選別)してくことに抵抗があるからです。

人間には豊かな個性があり、大きすぎる型の子、ある部分が突出した子、小さい型だがその質に輝きのある子、本当に多種多様だと思います。

こういった型に当てはまらなかった子供たちはどうなるのだろう?時代が流れその法則の価値がなくなったとき、その型の中で教育された子供たちはどうなるのだろう?

プログラムなら書き換えれば良いのでしょう?でも、人ってそんなに簡単なものなのか?

色々考えた結果、効率はあまり求めず人間臭く授業をすることにしています。

情報技術を組み込んでもなお、そのスタイルは崩したくないと思っています。

皆が無駄と切り捨てたものの中で、これからの時代において最適化されない新しい創造力が育めればと思いを馳せて。