この一年、小学低学年講座では、一般的な国語と算数の教材に加えて、論理力や言葉力を養成するもの、計算力を高めるもの、思考力を鍛えるものなど、様々な教材を取り入れて様子を見てきました。
一般的な教材の中にも、よく考えさせられる問題もあり、それが楽しいと言って取り組んでくれました。
思考を鍛える問題では、難しめのものもありますが、根気よく挑戦してくれます。でも実は、子どもたちにとっては、「これが1番楽しい!」そうで、生き生きと解いています。
漢字ドリルもします。ただ、学校で習う漢字でも、別の読み方をするなど、プラスアルファの要素を加えながら学習していきます。
作文もします。この日のお題は「おひなさま」でした。連想する言葉を入れて、文を作ってもらいました。
作文を始めたばかりでまだ不慣れで、文がやや長めで重複表現も見られますが、一生懸命想像しながら書いていました。「口にいっぱいにつめてうた」う姿を思ってか、吹き出して笑いながら書いていました。
これまたその姿を想像しても、楽しそうな様子が目に浮かんできます。速く書けたので、気持ちを表す言葉を入れて、文を作ってもらいました。
とにかくいろんな文を作ってもらいたい、かつ文を書くことを楽しんでもらいたいですね。
この作文の試みは、今後全学年で導入していくつもりです。
わずかな時間でも、蓄積していけば、きっと論理力も表現力も身についていくと思います。
今後は、作文だけでなく、文をしっかり読んで理解するということもやってみたいと思います。
読解力や語彙力も上げていきたいですね。