1990年から31回続いていた大学入試センター試験が今日で終わりました。
まずは受験した学生のみなさん、お疲れさまでした。
自己採点をして今後どうするか、考えているころだと思います。
来年からは新しい共通テストが始まるため、今年中に決めたいところですよね。
どうか自分も家族も納得のいく選択をして、目標の大学への合格切符を手に入れてもらいたいです。
よい機会なので、少し統計を調べてみました。
センター試験を数字で見ると?
センター試験は毎年55万~60万人が受ける大学入試のための試験です。
利用大学数は今回は最多数の858校となり、これは4年制大学の9割ほどにあたります。
男女比では全国的に5:4ほどで、浪人生はうち2割を占めています。
三重県では7,500~8,000人くらいが毎年受験していましたが、
今年は減って7,447人。
大学への進学率は50%弱。
全国平均では54.67%(2019年 令和元年度学校基本調査)で、
1位:京都(65.87%) 2位:東京(65.13%) 3位:兵庫(60.90%)
となっています。
ただ、男女別にみると、男:51.63% に対して、女:57.77% とあり、
三重県でも5%ほど女子のほうが進学率が高い傾向でした。
ここで挙げられる特性は、
「大学への進学率は女子のほうが高いが、センター試験は男子のほうが受験者数が多い」
つまり
「女子はセンター試験を受けずに短期大学へ進学する人がいる」
ということです。
AO入試や推薦で決まる場合も増えてきましたからね。
それでも高校生活の評定が重視されるようになってきたので、
学生時代の勉強は今も昔も変わらず重要、ということです。
さて、ちょっと脇道へそれましたが、
結論としては、三重県で100人の高校3年生がいたら、半分の9割が受けるセンター試験。
つまり45人くらいが受験するテストという位置づけなわけで。
大学への進学率は年々上がってきているので、今後の共通テストへの注目もより高まるでしょう。
共通テストはひとまず民間の英語テストも国語・数学の記述テストもなくなったので、
結局はセンター試験とあまり変わらないのではないか、という見方も出てきています。
現高校2年生の学生たちのためにも、早めの情報収集・提供をしていきたいと思います。